「脱走ペンギン」にかわいい愛称をつけて下さい

東京・江戸川区の都立葛西臨海水族園から3月に逃げ出し、東京湾内での82日間の逃走生活後に保護されたフンボルトペンギンの幼鳥の愛称募集が、今日から始まりました。6月13日の都議会本会議・一般質問で私が「名前をつけて水族園の人気者になってもらっては」と提案していたものです。

ペンギンは5月24日に同水族園職員の手で保護され、6月7日から他のペンギンとともに公開されています。このペンギンは園内では「337番」という番号で呼ばれているため、来園者から名前をつけてほしい、との要望がたくさん寄せられていました。

応募できるのは本日6月15日から7月1日の間に葛西臨海水族園に来園した人です。同水族園の本館2階ギフトショップ前に応募箱が設置され、備え付けの用紙に記入して応募します。同水族園では「おかえりなさい、との気持ちを込め、多くの人に好かれる名前を考えて下さい」と話しています。

また、本館1階レストラン横では、ペンギンの脱出から保護までの経緯や、他のペンギンとの見分け方などをパネルで紹介します(6月18日~7月22日)。

(注)フンボルトペンギン
ペンギン目、ペンギン科の動物。体長約60~70cm。ペルーからチリまでの太平洋沿岸に生息。コロニー(集団繁殖地)を作り、岩の隙間や海鳥類の糞が長年にわたって堆積してできた地層(グアノ)などに穴を掘って巣穴にし、生活します。野生での生息数は減少し、絶滅が危惧され、ワシントン条約で国際的に商業取引が規制されています。

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