東京都中野区の公明党青年党員たちは５日午前、同区中野４丁目の囲町公園で、青年街頭集会を盛大に開催した。これには、公明党の坂口力副代表（前厚生労働相）、公明党東京都本部の高倉良生政策局次長（中野区議、都議選予定候補＝中野区）が駆けつけ、公明党への絶大な支援を訴えた。
高倉氏は、公明新聞記者時代、阪神・淡路大震災を取材し、被災者の苦しみ、悲しみを目の当たりにした日のことを片時も忘れず、区議として「安心、安全の街づくり」に全力で取り組んできたことを強調した。
また、入院費用を小学校６年生まで無料とする「子ども医療費助成」（１０月から）の実現を勝ち取るなど、子育て支援策を積極的に推進してきたことを紹介。「若者が全国から集まる魅力ある街・中野にしたい」との熱い思いを披歴し、ダンスやスケートボード、フットサルなどの活動が思う存分できる“ドリームスペース”の実現へ、全力投球していく決意を力強く語った。
坂口副代表は、人口密度が日本一高い中野で、安くて住みやすい場所、子育てしやすい環境を提供できれば「全国に波及することになる」とし、中野区で政策を立案・実現することの重要性を指摘。
さらに、これまで東京が推進してきた施策が国の施策となってきた例を示しつつ、「実力ある人を都議会に送ることが重要だ」と主張。「即戦力、若手のホープとして高倉さんに何としても頑張ってほしい」と述べた。（公明新聞：2005年6月8日付）